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非営利動物保護団体ととのん活動ブログ

非営利動物保護団体ととのんの保護した保護ワンコ達の様子や活動内容をご覧ください

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【先天性の心臓疾患を持っているキャバリア仔犬のロッキーについて】

ご覧下さりありがとうございますm(_ _)m。

非営利動物保護団体ととのん が保護をした12月25日生まれのキャバリア・ロッキー…

先月から当団体が環境指導を開始したブリーダーから「心雑音ある子がいる」と相談され、急遽保護する事になった子です。

ブリーダーは「ご迷惑だろうし、うちで生まれた子だから、うちで面倒見る」と最初は言っていましたが、
当団体が保護ワンコ達に対して出来る限りの医療措置や、
身体やメンタルのケアを最大限に行っている事を
当団体が環境指導や繁殖制限指導をしている色々なブリーダーさんから聞いていたらしく、
当団体からの保護要請を認めてくれました。

ブリーダーから聞いた通り
ロッキーには心雑音がありました。

保護後は直ちに
パルボ検査・ジステンパー検査・検便を行い感染症罹患や寄生虫寄生が無い事を確認し、
ロッキーの心雑音について心臓専門医に色々な検査をして頂きました。

キャバリアは犬種的に心雑音が出る事が多いのですが、心雑音の原因の大半は
心臓内の弁の1つである僧帽弁という弁の閉鎖不全によるものです。

しかしロッキーの場合は
色々な心臓検査の結果、
ロッキーの心臓には様々な疾患がある事が分かりました。
〈極度の複数弁奇形〉
〈心臓内壁の異常〉
〈肺動脈など複数の大切な血管の奇形〉etc…

心臓専門医の診断は
「今までよく生きていたと思う。この状態だと、いつ心停止してもおかしくない状態」
「残念だけど手術で対応出来る範囲の心奇形ではない」
でした。。。

分かりやすくご説明しますと

ロッキーの心臓は
・〈酸素を沢山含んだ動脈血を全身に送り出す力が弱すぎる〉為に
《身体が酸欠状態になりやすい》

・脳に身体が酸素不足だという信号が出ているので心臓を早く動かそうとする自律神経が極度に働いている〉為に
《心拍数が過剰になっている》

・脳からの信号で、心拍数が上がっているので
《弁奇形部分に負荷が掛かっている》
状態です。

専門医と色々相談をし、
ロッキーの心臓負担が最小限になるような投薬療法を行う事になりました。

1週間投薬して改善が見られなければ
今の獣医学ではどうする事も出来ないそうです。
専門医からは
改善したとしても数ヶ月の命だとも言われています。

遊びたいさかりの仔犬ロッキーですが、
ロッキーの息苦しさを無くし、
身体の酸素を確保する為に
1日20時間は酸素室での生活になります。

非営利動物保護団体ととのん には
中型ワンコにまで対応出来る酸素濃縮発生器がありますので、24時間体制で管理します。
少しでもロッキーに質の良い生活を送らせる為に…
「この世に生まれて来て良かった」と思って貰える様に頑張ります。

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キャバリア・ロッキーが
この世に存在している事を1人でも多くの温かい方々に知って頂ければ幸いです。

心臓の疾患は遺伝性のものが多いので、
ロッキーのママワンコも保護しました。
幸いママワンコには心臓疾患はありませんでした。



非営利動物保護団体ととのん
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